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仕事がなくなり生活費に困ったので友人にお金を借りたO.Aさん



お金を借りた時期:平成17年6月頃
誰(どこ)に借りた?:友人
お金を借りた理由:あてにしていた仕事がなくなり、生活費に困ったので。
完済した?:完了していません。いまだに当時の経済状況を脱しきれていないので、まったく返せないわけではないのですが、友人関係に甘えている状態です。
借りてよかった?:多少後悔しています。安易に借金に頼るのではなく、もう少し金策を練ればよかったと思っています。

生活費に困ったので友人にお金を借りたO.Aさんの体験談


友人に借りたのは今となってはずいぶん後悔しています

友人に頭を下げるというのは、やはりあまりよい気持ちではありませんでした。
また、それ以降の付き合いでもどこか引け目を感じてしまうなど微妙な変化が出てきてしまい、結局のところ今となってはずいぶん後悔しています。

もっとも後悔といっても、その時のピンチを脱しての今があるからこそできるものであって、そこに関しては友人に対して本当に感謝していますし、借りたこと自体が失敗だったとは思っていません。

しかしそれだけのことで、意外とモヤモヤしたものが残り続けてしまうということが、当時の考えからするとやはりかなりの誤算だったかな、という感じです。

結局現在でもその借金は返済しきれておらず、その感覚は今でも続いているわけですが、それを払拭したいがために、とにかく一日も早く返そう返そう、とは思うものの、やはりどこかでまず先にこちらに回した方がいいかな、などとついつい甘えてしまうのも、友人から借りるのはあまりよくない理由のひとつといえるのかもしれません。

とにかくこの一件で得た教訓は、友人にだけは借金をしてはいけない、ということだったと思います。


ローンなど第3者からの借金したほうがいい?

まず、それはどうしても借金をしなければならないものなのか?
ということを最後まで考え抜いてください。そして、どうしても自分だけの力ではクリアできるものではないのか?ということも徹底的に検討してください。

どこかで自分が苦労する面を避けていて、そこに頼ってしまおうと思っているのなら、借金はあまりおすすめできません。

その甘い気持ちが結局、将来にわたって苦々しい経験をする結果になってしまうからです。

しかし、その上でやはり自分だけではどうしようもない、誰かの助けを借りなければならない、というのであれば、それはしかたがないことでしょう。

そんなときこそ、親や友人などの親しい間柄の人間を頼るべきではあると思います。
ただし次に考えてほしいのは、それが本当にきちんと返済するあてのある上での借金なのか、ということです。返すあてのない借金は、結局借りるのではなくただ施しをもらっていることと変わりません。

それくらいの覚悟でなければ、いくら親しい間柄といっても借金はするべきではないでしょう。
そしてそこもクリアして、しっかり返済のあてがあり、将来的なプランも立てているという人は、今度は逆に知人などに借りておかしな関係の変化を生んでしまうよりは、ローンなどの第3者からの借金を、ある種のサービスを利用するような気持ちで借りた方がよいと思います。

その方が間違いなく、心理的な負担もなく、割り切りを持った借金をすることができると思います。

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