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シングルマザーの私が元彼にお金を貸した思い出



もう、7,8年前の話になりますが、個人間でお金の貸し借りをした時があります。
私はシングルマザーなのですが、当時付き合ってた彼氏から「お金を貸して」と頼まれました。
シングルマザーの私が元彼にお金を貸した思い出
その時は、私は求職中で(失業手当受給中でしたが)、お金に余裕がない状態でした。退職金や前職での給料での少しは貯蓄などがあったのですが、いくら彼氏とはいえど、貯金額は絶対話してないし、子供のためのお金でしたので大事に貯めていたものです。

彼が、身内の事業の尻拭いで借金を背負い、その返済で30万必要になったから貸して欲しい・・・と頼まれました。


結婚を約束していた彼にお金を貸しました

結婚を約束していた彼ですが、いくらそれでも「シングルマザーの私からお金を借りるのか?」という思いと「結婚したら、この人に世話になるのだしな」という思いが複雑に入り混じり、お金を貸してしまいました。

次の給料で一括で返す、とのことでしたが、一括で返せるわけもなく、結局分割になり、5万ずつ返してもらうことに口約束をしました。

1度の返済額がだんだんと減ってきました

しかし、彼も一人暮らしをしていましたし、家賃や光熱費などを考えると、5万さえ厳しくなったようで、3万、2万・・・と減っていきました。

結局、個人間のお金の貸し借りは、親子や兄弟ならともかく(血縁関係なので縁がきれることはないので)、親しい間柄のお金のやり取りって、「あげてもいいな」という思いのある人に対して以外は、貸してはダメだと実感しました。

返済額が、だんだん、減ってきましたので、イライラしてきましたが「何で私がこんな思いをしなきゃならないのだろう」という気持ちがものすごく強まり、彼への不信感が強まってきました。

しまいには、田舎では仕事がないからと都会に行き、なかなか連絡が取りづらい状況になりました。


彼に別れを切り出しました

そんな経緯で、私の方から別れを切り出し「お金は一括で返して」と請求したものの「ないものは返せない。分割する。」の一点張りで、全額返してもらえるかどうかの確約もできないまま、別れる結果となりました。


全額返済してもらいました

その後、給料日前には、メールで請求するといった地味な方法で、少しずつ返済してもらい、時間はかかりましたが、なんとか全額返済してもらうことができました。

私の父は昔、友人の借金の保証人になり逃げられ、借金を背負うという苦労をしたので、私には「たとえ親しい間柄でも、お金の貸し借りはしちゃいけないよ」と教えられていたのに、失敗したなと反省しました。

「お金の切れ目が縁の切れ目」という言葉を昔からよく聞きます。個人間のお金の貸し借りは慎重に、借用書をしっかり交わすべきだと思います。

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