ライフプランの検討「子どもも参加」して会議
まずはムダな出費を知る
家計簿で一か月の流れをざっとつかみ、それぞれの費目ごとに書き加えていきます。レシートを代わりに貼り、集計だけするというのも有効です。
ひと月分完了したら、見返してみます。
何が多いのか、無駄なものを購入していなかったか、もしあれば蛍光ペンでチェックを入れます。
不必要なものが月いくらになるのか合計を出します。
本来ならこれは貯められたお金なので、次回からの予算からは差し引いておきます。
見返した金額を予算と決め、あらかじめ先取りで貯蓄口座に回します。
その時、予備費として月一万程度を確保しておきます。
さらに固定費となっている部分、通信費や保険料をさらに安いプランがないかどうか、再検討します。同様にこどもの教育費や自分の趣味など、無駄にお金だけをかけているものがないか、他で代えられるものがないかを確認します。
書籍は図書館を利用、遊び場も無料のイベントの開催時期をチェックして積極的に利用します。
子供も含め家族でライフプランの検討
大まかに全体の見直しが終わったところで、ついでライフプランの検討に移ります。
自分たちがどういう暮らしを送りたいか、今のままだとどうなるかを実際に数値を用いて表します。
このままだと全く足りないのであれば、そのためにどうすればいいのか、目標を緩くするのか入金を増やす努力をするのか、さらに出費を控えるのかなど、自分たちの将来について具体的に計算していきます。
子どもが大きければ、この会議に参加させるというのも教育的にもいいかもしれません。
できたライフプランはそれきりにするのではなく、都度ごとに見直しが必要になります。
同じように保険や通信費なども、新しいプランがどんどん出てきますので、時期を見て再検討が必要になってきます。
一年が終了したら、総決算
家計簿から集計した、その年にかかった生活費と、現在の総資産とあれば負債、どれだけ資産が増えたかをチェックします。
ライフプラン表と合わせ、目標に近づいているかどうかの確認も行います。
毎日やることは大した量ではないんですが、ただの節約ではなく、自分たちの将来を考えるのにとても役に立つ方法でもあります。