借りた資金もパチンコ店の肥やしとなって消えてゆく
パチンコとは、れっきとしたギャンブルの一種です。
そしてギャンブルである以上は、勝って儲かることもあれば負けて損することもあります。
しかもギャンブルの宿命として、勝つ確率よりも負ける確率のほうが高く設定されているものなのです。
まずは改めて、そのことをしっかりと認識しておくべきです。
今回、フリーター男性の方が、手持ち資金が底をついてしまうほどにパチンコで負けてしまったのですから、これ以上の勝負はお勧めできません。
たとえ今すぐにキャッシングを利用できる状況にあったとしても、安易な借り入れは傷口を大きくしてしまうだけだと考えるのが妥当というものです。
まずは負けた時のことを考えよ
それからギャンブルの心得の一つに、「勝った時のことを考えるより、まずは負けた時のことを考えよ」というのがあります。
今回の例で言うなら、もしもキャッシングで追加資金を確保したとしても、負けてしまえば、その追加資金もパチンコ店の肥やしとなって消えてゆくのです。
そして、その後には借金の返済だけが無情にも重くのしかかってくるだけです。
そのようなリアルな現実的予想が冷静に立てられるようになってこそ、ここ一番の大勝負で勝てるギャンブラーになれるのです。
また、金融機関からの借り入れ目的という観点から考えても、ギャンブルのためにお金を借りることは、原則として慎むべきです。
同じことは投資にも言えます。たとえリスクの低い投資商品であったとしても、その購入のために借金を背負うということ自体が、リスクの高い危険な行為だと言わざるを得ないのです。
しかもフリーターの立場であれば、預貯金などの蓄えもそんなに多くはないことでしょう。
また、日頃から経済的余裕もあまり無いと予想されます。
そのような立場でパチンコのための安易なキャッシングを行うのは、どう考えてもお勧めできることではありません。
パチンコに限らずギャンブルというものは、引き際が肝心です。今日の負けを素直に負けと認めることが、明日の勝利に繋がるのです。