借りることばかり考える人はお金を返す気がない
そういう人はいつもお金に困っているわけ
お金に困ったら借りることばかり考える、という人の状況について慎重に考えてみたいと思います。その人は借りること「ばかり」考えるわけですから、お金に困るのが一度や二度ではないわけです。つまり「いつもお金に困っている。」
さて、そもそもお金にいつも困っていることについて「どう思うか」ですが、困っている深刻さ度合いと、なぜ困っているのかによると思います。
例えば、色々とその人のせいだけでない事情があって収入が少ないのに、子どもが何人もいたりして生活費が色々とかかる場合、というのと、稼いだそばから遊びに使ってしまって生活に必要な分がなくなってしまう場合、というのとでは、助けてあげたくなる度合いも違ってくるというものです。
前者のような人が深刻に困っていたら、お金を貸したりあげたりするのは何だか世知辛いので抵抗はありますが、食事をご馳走したりとか仕事を探すのを手伝ったりとか色々と助けてあげたくなるでしょう。
多分、お金を借りることばかり考える人というのはどちらかというと後者のような人が想定されているのかなと想像します。
それとか事業の見積もりが甘くていつも失敗する人とか。
そして多分そういう人は家族や友人に「お金貸して」ということに抵抗の少ない図々しさか、良く言えばそれでなんとかなる茶目っ気や愛嬌があるのでしょう。
お金を借りる=もらう感覚?
大事なポイントは、お金を借りてばかりで返してくれるのだろうかということです。
普通の神経の人が、まあ一度や二度お金を借りることがあれば、その気まずさや、返すべきお金を工面した苦労から学習して、そもそもあまり借りようとしなくなったり、借りなくていい状況に向けて色々と改善をはかる気がします。
そこへいくと、借りることばかり考えるというのは、返す返すといいながらなかなか返さない、つまり殆ど「もらう」に等しいのではないでしょうか。
というわけで、返してくれるならいいけど「借りることばかり考える人」は多分往々にして返さない、と思うので、純粋に、困ったものだなと思います。