民間金融から借りる前に。
0.自治体の補助制度を確認する
まずは住んでいる都道府県・市区町村において、何かしら受けられる給付がないかを確認しましょう。
第一に公的に頼れるものを利用してみることが大切です。
基本的には「緊急小口資金貸付」というものを利用できる可能性があります。
これは低所得世帯(単身17.7万円以下)で、かつ生計を維持してきた世帯であることの他にいくつか条件はありますが、10万円以下の貸付を受けられる制度です。具体的な部分については、市町村の「社会福祉協議会」に問い合わせてください。
厚生労働省が提示しているものとして代表的な所では、「生活福祉資金(低金利の融資)」というものがあります。
これは、民間の貸付と比較して低金利で借りられます。
1.借りるのは最後。まずは不要な物がないかを確認すること
自分の生活の中で優先順位の低いものをピックアップし、インターネットなどで多少なりとも値の付く店舗などを探して買取を依頼してみましょう。
不要なPC関連のパーツや、テレビやゲーム機の映像ケーブル等でも多少は値がついたりするものです。
コミックを含む書籍については、まとめ買いを行っている店舗があるかもしれませんので、もしストックがあるならそういった店舗を探してみましょう。
2.店舗のポイントカードにある程度ポイントが貯まっている場合
換金が可能なものがないか確認しましょう。
家電量販店のポイントであればゲームソフトの購入・売却がお勧めです。ポイントで購入後に別店舗で売却すれば、人気タイトルであれば8割前後、適当なタイトルでも大体5割程度は現金化可能です。
買取価格の指標としては、買い取り価格表などがおいてあったり、買値が店舗に提示されているものを参考にするとよいでしょう。
衣類・雑貨でも雑貨買取可の店であれば買い取って貰える場合が多いので、有効なポイントを洗い出してみることをお勧めします。
百貨店関連で処理できるポイントがあるのであれば、ギフトの類ならば未使用に限り買取可能な場合があります。
3.クレジットカードがある場合
翌月以降の収入がどの程度あるかにもよりますが、リボルビング払いは最終手段です。
そもそも次の給料日まであと500円しかないという状況に陥る時点で金銭管理がズボラな証拠に他なりませんから、支払いを半ば無期限に先延ばしにしてしまうリボ払いでは利息に利息がついて首が回らなくなる可能性が高いです。
また、サラ金の現金化サービスを利用した場合、何らかの形でその行為が露呈すると後々の信用情報に大きく傷が付いてしまいますので危険です。
よって、まずは一般消費で切り抜けられないかを模索しましょう。
4.友人から借りるか否か
これは中々難しい問題です。人から借りるという行為は、信用をドブに捨てるのと同義だと考えましょう。
あなたがたまたま体調不良に陥り、不覚にも現在の状況に陥ったのであれば話は別ですが、普段から金使いが荒い場合は資金を借りられるほどの信用が得られないこともよくあります。
5.食品について
豆腐は安価なうえに栄養バランスもよく、良質なたんぱく質が取れますので非常にお勧めです。
1丁数十円程度ですから、3食とも豆腐と醤油のみにするだけで食費は相当浮きます。
うまくセールや安売りの店舗を見つけられたなら、1日につき豆腐1丁に制限すれば10日程度は500円で食い繋げます。
飲料は水道水で十分です。塩分は醤油をかければある程度は取れますので短期的には問題はないはずです。
6.生活について
人間、文化的な生活を望まなければ、多少の金額でかなり長く生きられます。
アイデンティティの確保に不可欠な核となる物品以外を先に処分しましょう。