連帯保証人になりお金に困ってしまいました
私には幼馴染が一人いて、その幼馴染と大人になるまで仲良くやってきました。
私は子供の頃はいじめられっ子で、良くいじめられることが多かったのです。
その幼馴染は私をいじめっ子から良く守ってくれました。
ですから私は幼馴染の事を、頼れる兄貴のような存在と思ってきました。
そんな兄貴のような存在の幼馴染が、会社を興す事になりました。
リーダー的存在だった幼馴染なら会社を興してもきっと上手く行くと思い、私はもろ手を挙げて応援しました。
私はその幼馴染から一つ頼まれごとをされました。
連帯保証人になる
会社を興すのに保証人が何人か必要になり、私にその中に入って欲しいと頼まれたのです。
信頼している兄貴のような存在の幼馴染の頼み事ですから、二つ返事で承諾したいと思いました。
ですが連帯保証人ともなると責任が重いので、簡単には承諾する事は出来なかったのです。
親からも連帯保証人にだけは絶対になるなと言われてきたので、断ろうかと思いもしました。
しかし幼馴染は私の所に何度も足を運んでくれたので、断るに断れなくなってしまいました。
そこで私は押し切られる形で、連帯保証人になったのです。
その後無事幼馴染の会社は設立をする事が出来、会社は動き出したのです。
会社は数年で軌道に乗り、経営は順調に進んでいました。
会社が傾き始める
しかしリーマンショックなどの影響で不況に陥り、幼馴染の会社の経営は傾き始めてしまったのです。
そしてとうとう立て直しする事が出来ず、幼馴染の会社は倒産してしまったのです。
借金の一部を肩代わり
連帯保証人となっている私の所もあおりを受けてしまい、幼馴染の借金の一部を肩代わりする事になってしまったのです。
私は仕方がないので銀行に融資を申し込む事にしました。
そして融資してもらったお金で、幼馴染の会社の借金を返済する事が出来ました。
しかし私の所には多額の借金が残ってしまい、それまでお金に困る生活をしたことがなかったのに、私の生活は急転直下してしまったのです。
私は今でも銀行から借りたお金を返済し続けていて、いつ終わるともしれない返済生活に頭を悩ませています。