銀行ATMからJCBカードで10万円キャッシング
家族の急な入院の時など、銀行ATMから現在契約しているクレジットカード会社であるJCBカードで10万円キャッシングしてお金を借りるH.Mさん(女性44歳)。
どうしようもない状況になったときキャッシングを選択する
キャッシングをすること自体に後ろめたさや恥ずかしいという先入観があります。
「他人にはもちろんのこと、できれば家族にも知られたくない。でも急な出費でお金が用意できない。どうしようどうしよう・・・」どうしようもない状況で、キャッシングを選択するのだと思います。
その理由から、銀行のATMでの出金を選びます。銀行ATMならば、カードを使っての出金は至って普通の光景で、自分自身の心の負担を減らすことが出来ます。
そして、現在契約中のクレジットカードを利用する理由は、新たにキャッシングを申し込む煩わしさがないので、借金をすると言う抵抗感が薄らぐという事からです。
TVCMなどではアコムやプロミスなどでのキャッシングは、大手銀行が背後にあり世間一般に受け入れられている印象はありますが、考えが古いからでしょうか、やはりサラ金とのイメージから私にとっては敷居の高いものなので利用は敬遠します。
キャッシングのイメージは明るいものではない
生活苦、ギャンブルなど暗い・つらいイメージがあります。
今ではTVCMなどでアコムやプロミス、そして地方銀行でも気軽なものとして宣伝されています。
リーマンショックなどのきっかけの、この不景気から少額のキャッシングであれば普通の人でも利用することが多いのでしょう。
専業主婦をしている私の周辺でも、「ボーナスまでのつなぎ」と生活費や子供の習い事にかかる急な出費をキャッシングにて補てんすることを、井戸端会議で平然と話している方をお見かけします。
そんなものなのかな?と感じていた折、やはり安易なキャッシングは怖いという、親しくはない友人のトラブルを知りました。
その友人、子供が学校に行っている間にパチンコ通い、生活費が足りなくなりキャッシングで自転車操業、挙句離婚に至ってしまったというものです。
やはり、キャッシングのイメージは明るいものではなくなりました。
待ちに待ったボーナス。キャッシングの支払いですべてが消えました
若いころ、遠距離恋愛の彼に会うために九州から関西に頻繁に通っていた時期がありました。
OLとして働いていましたが、やはりお金に限界はあります。
そのころに、「ボーナスが出たらどうにかなるから」と安易にクレジットカードを使ったキャッシングをしていました。
もちろん、彼や家族には内緒で。彼に会えることがただただ嬉しくて、関西への旅行気分にただ浮かれていました。
さあ待ちに待ったボーナス。キャッシングの支払いにすべてが消えました。貯金もあるわけがなく、両親への親孝行もできません。
自分のお金への認識の甘さに猛省しかありませんでした。
そして、そのことが母親のわかることとなり「借金をしてまであなたは・・・」泣く母に、胸が引き裂かれました。
その時からキャッシングへ対するイメージは良くないものとなりました。
現在は一般の方にも広く普及する便利なツールとの認識はあります。
ただ、注意すべき点はどう利用するか、キャッシンというツールの使い方を間違うと人生も間違った方向に行ってしまうもの。
今の私はキャッシングはしません。