三井住友信託銀行で約3,800万円の35年住宅ローンを組んだY.Yさん
平成21年3月頃に約100万円の頭金を出して、三井住友信託銀行で約3,800万円の35年住宅ローンを組んだY.Y(44歳男性)と申します。三井住友信託銀行でローンを組んだ理由は販売会社の紹介があって金利や手数料が他行に比べて優遇されていたためです。
固定金利ですか?変動金利ですか?
固定金利と変動金利の2つを契約しました。
固定金利は、借り入れ期間中金利が変わらないため、金利があがった際のリスクがなくなる反面、変動金利と比べて利率が高くなります。
そのため、2つをミックスさせる事で、長期的にみて金利が上がった場合のリスクを軽減させ、月々の負担額も極力下げる事に期待しました。
家を買ったきかけ
子供が幼稚園に上がるタイミングであったことと、今後成長していくにあたって元々住んでいた家ではすぐに手狭になる事が想像できていたため。
賃貸ではなく、家を買ったワケ
あくまで自分自身の試算ですが、長期的に見た場合には賃貸のほうが支払う金額が高くなると考えた事と、子供に対して何か残せるものがないかと考えた事。
三井住友信託銀行から3,800万円の借金をした感想
今までの人生の中ではまったく経験のない金額が借金となるため、ある程度のプレッシャーは感じました。
正直な思いとして、最後まで遅滞なく支払い続けられるだろうか、病気などをして支払う事ができなくなってしまわないだろうか、もしそのような事になってしまった場合家族や親戚に迷惑をかけてしまわないだろうかと言った不安を感じた事はあります。
しかし、逆にその事が自分にとって、よい意味でのモチベーションにもなっています。
今では最後まで遅滞なくローンを完済できるように、いままで以上に仕事に取り組む姿勢も変わったと思っていますし、生活面でも様々な事にしっかりと計画を立てて挑むようにもなりました。体調面でも、長きにわたって家族に不安を与えないように、今まで以上に健康に気をつけて生活をするようにもなりました。
そういった意味では、自分にとってはプレッシャーは感じていながらも、自分自身の生活スタイルや考え方に活を入れられた事については、良い機会だったと考えるようになりました。
少しずつでも貯金ができるようなイメージでローンを組む
住宅ローンは車等とは違い、数十年という長い期間支払いを続けていかなければならない事になります。
そこでローンを組む際には、家計の負担に無理のない金額で組む事ができるような計画を立てられることをお勧めします。少しずつでも貯金ができるようなイメージでローンを組んで置く事で、貯めたお金でローンの月額の削減や支払い期間を短縮する事もできます。理想的には、ボーナス時の支払い増額を考えずにローンを組まれると良いと思います。
また、住宅ローンは金利次第で支払う金額がかなり左右されます。
よく住宅販売のチラシ等で、月々10万円以下などと言った安さを売りにしている物件がありますが、ほとんどの場合、変動金利という毎月の金利によって、支払う月の金額が大きく左右されるプランで見積もられています。
このタイプは、金利の低い今は良いですが、これから金利が上がり始めるととてつもなく月の支払いがあがってしまいますので、注意が必要です。極力固定金利のような、毎月の支払い金額が変動せず、将来的にも支払いの目処が立てやすいプランで考えるようしたほうが良いでしょう。
住宅ローンは長い道のりになります。もしもの時でも途中で挫折しないような、無理のない資金計画を立ててください。