住宅ローン対応火災保険とは
住宅ローン対応の火災保険というものがあります。これはいったいどういうものなのでしょうか。
マイホームを購入しようというとき、銀行などで住宅ローンを組まれる方が多いと思います。その際、通常では銀行などでは、その住宅の建物、および土地を「担保」にして、「融資」をしてくれる、というのが実際です。
「担保」を失ってしまうリスク
万一、その建物が、火災や災害などでの事故で焼失や損壊などの被害を被った場合、融資をしている銀行としては、「担保」を失ってしまう、ということになってしまいます。
そういった事態を防ぐために、融資の期間中をカバーできる「火災保険に加入すること」を「条件」としている銀行が多いわけですね。
融資の期間といっても、住宅ローンの場合は、20年~35年という長きにわたって行われるものですので、こういった長期の火災保険のことを俗に、「住宅ローン対応の火災保険」と呼んでいるのです。
さて、この「住宅ローン対応の火災保険」ですが、銀行側から条件が提示されることが多いです。その条件とは、大きく三つに別れます。
三つの条件
「1.融資する期間の、全部の期間をカバーできる火災保険で、なおかつ、長期一括払いにて契約すること」、「2.火災保険に加入していれば、保険期間は指定しない。」「3.火災保険への加入は任意でよい」という三つの種類に分けられています。
このため、自分が受ける融資元の銀行は、どんな条件を出してきているのかチェックしておきましょう。それによっては、支払額も違ってくることになります。