借りていた消費者金融が倒産したらどうなる?
テレビのニュースなどを見ていると、たまに金融会社の倒産のニュースを見かけることがあります。
その会社を利用していない人にとってはなんでもないニュースかも知れませんが、その会社を利用している人、特にそこからお金を借りていた人にとっては気になる問題だと思います。
借金が無くなることはありません
結論から言えば、消費者金融などからお金を借りていて、借りていた消費者金融が倒産してしまっても借金が無くなることはありません。
倒産した会社の借用書を他の会社が引き継いで、今度は引き継いだ会社に対して返済することになります。 ですから、例え倒産したとしても、借金はきちんと返していかなければならないので注意が必要です。
借金の返済が少なくて済む場合も
ただし、会社が変わることで借金の返済が少なくて済むようになる場合もあります。 これは、債権を引き継ぐ際に実際の金額よりも安く債権を入手することが可能だからです。
その為、場合によっては今までよりも低い金額で返済が済む場合もあります。
返済方法が変わる場合も
逆に、債権者が変わることによって、今までの返済とは違った形での返済、例えば分割だったのを一括で返済するよう要求される場合もあります。
このような場合には、とりあえず新しく債権を引き継いだ会社と相談するようにしましょう。
新しい会社にしてみても、無理な返済を迫ってお金を返してもらえないよりは、例え分割であってもきちん返済してもらった方がいいに決まっています。
また、こういう債権を引き継いだケースでは、一括で返済出来るならば返済金額の減額に応じてもらえる場合もあるので、その点についても聞いてみるといいでしょう。