借りる額はどれくらいがちょうどいい?
お金を借りるときに注意しておきたいのが、「これから借りる額が、自分に返済可能な範囲かどうか」ということ。
これを見誤らず、正しく見極めることができれば、最悪の事態、つまり自己破産や差し押さえのリスクを取り除き、完済することができます。
1円単位で計算する
“なんとなく”「返せるかも」というのでは駄目で、「月々いくら収入があって、月々の弁済額はいくらで…」というのを1円単位で把握しておかなくてはいけません。
月収の2割まで
だいたい、借り入れ額の適正範囲としては、よく言われるのが『月収の2割まで』。
これを最高額としておけば、程よくゆとりをもって返済することができます。たまたま余剰収益がある場合には、借入先に相談して、早めに一度に多額返済しておくのがいいでしょう。
よくあるのが、「口座引き落としで月々返済していたが、うっかり残高を間違えていた」というもの。
よくあるケースではありますが、貸し手側からすれば、信用が急落する事態です。
どんな事情があるにしろ、返済遅延に変わりはないわけですから、ここは几帳面に残高照会を行っておきましょう。
借りたものは返す。これは人としての常識ですが、なかなかこれが出来ない人がいます。
特にお金のこととなると、人物の信用問題になってきます。周囲のあなたを見る目も変わってきます。痛い視線を浴びる前に、きちんと社会人としてのマナーを心得たいものです。