銀行と比較した消費者金融の良い点、悪い点
一般に貸金業者でお金を借りようと思えば、銀行系の会社と消費者金融系の会社で借入をするという方法があります。
審査の厳しさと金利の高さ
総じて、銀行の方が金利も低く、借入可能な上限も高いため、できることなら誰でも銀行でお金を借りたいと思うものです。
しかし、その分、銀行は審査の基準が厳しく、慎重であるため、急ぎで大きなお金が必要な場合、思うように借入ができないということもあります。
そんな場合に、消費者金融は助かります。
銀行に比べるとややお金を借りやすいという面があります。特に申し込んだ当日にお金を借りられる即日融資をウリにしているところがほとんどですので、急ぎでお金が必要な人にはありがたいものです。
総量規制
ただ、銀行に比べると金利がやや高いのと、貸金業法に定める総量規制により、年収の3分の1までしか借入ができないというデメリットがあります。
それでも、かつてのグレーゾーン金利のような20%近い金利ではありませんので、幾分ましになったといえますし、どうしてもお金が必要な人には少々借入条件が厳しくてもお金を借りやすいという点では大きなメリットといえます。
企業の信頼度
1つの企業として見た場合、銀行と比べるとどうして信頼度という点では劣ってしまいます。
銀行は、伝統的に、地域に根ざし、地域住民からの厚い信頼に支えられていますので、この点においては、消費者金融は見劣りします。
しかし、最近は、消費者金融もかなり競争が激しくなり、財務体質の劣った企業は消えていき、しっかりした安定経営のできる企業だけが生き残っていますので、そのような心配も少なくなっています。
また、消費者金融は、銀行に比べると、消費者のニーズを的確に反映させたサービスを充実させています。
消費者金融の中でも歴史の長い企業は、その経験を活かして様々な経営ノウハウを持ち合わせています。その点では、利用者からの信頼度も高いといえます。
このように、消費者金融にはメリットやデメリットがありますが、信頼して利用できる企業が多いですから、安心して借入をしてよいと思います。